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散 る 桜
2005/10/25 11:02
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開きかけた桜の花に
思い出したか
雨が降る
春の始めの雨が降る


遠く遠く彼方へ往ったひと
交わした言葉だけ此処にとどまって
桜の季節を迎えるたび
懐かしい時間が蘇る


毎年きまってこの時に
咲き始めると雨が降る


桜が咲くのに驚いて
春が來たのに驚いて
きっと慌てて春の雨が
「ちょっとすまん」と言うように
春の始めの雨が降る


春が來たのに気づかずに
ぼんやりしていた春の雨
蕾がはじける小さな音に
びっくり目覚めて起きたように
そんなみたいな花の雨


切り替えつかない花の雨


春なのに
冬を引きずる花の雨
まだまだ冷たい花の雨


花見するにはまだ早いから
今のうちならいいだろうって
ちょっとお湿りいいだろうって
人の気持ちも知らないで
憎まれ顔の花の雨


沢山ふるなよ
散らすなよ
蕾にゃ絶対触れるなよ


一度だけだよ二度降るな
できたらもう少し暖かく


春の雨なんだから


歩き出すわたしに降り注ぐ
花びらの雨の向こう
微笑んだいとしい幻が
浮かんで消えてゆく
この空の下で
あなたは
笑顔で暮らしているのでしょうか
こたえを求めずに問いかけた


満開寸前の桜を襲った雨
三月も終わりの冷たい雨
雨に濡れた桜もなんだか物悲しくて
綺麗だと思った 


 


 

全站分類:創作 文學賞析
自訂分類:愛戀類
上一則: - 劇 終 -
下一則: Liebe
迴響(6) :
6樓. 仙 道
2006/03/15 08:01
あゝ わがひと

 


仙 道
5樓. 仙 道
2006/03/15 07:58
あゝ わがひと

 

太陽は美しく輝き

あるひは 太陽の美しく輝くことを希ひ

 

手をかたくくみあはせ

しづかに私たちは歩いて行った

かく誘ふものの何であらうとも

 


仙 道
4樓. 仙 道
2006/03/15 07:58
あゝ わがひと

 

私たちの内の

誘はるる清らかさを私は信ずる

無縁のひとはたとへ

 

鳥々は恒に変らず鳴き

草木の囁きは時をわかたずとするとも

 


仙 道
3樓. 仙 道
2006/03/15 07:57
あゝ わがひと

 

いま私たちは聴く

私たちの意志の姿勢で

それらの無辺な広大の讃歌を

 


仙 道
2樓. 仙 道
2006/03/15 07:56
あゝ わがひと

 

あゝ わがひと

 

輝くこの日光の中に忍びこんでゐる

音なき空虚を

歴然と見わくる目の発明の

何にならう

 


仙 道
1樓. 仙 道
2006/03/15 07:55
あゝ わがひと

 

如かない 人気ない山に上り

切に希はれた太陽をして

殆ど死した湖の一面に遍照さするのに

 


仙 道