を手伝わせて
2014/07/14 09:50
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噴火する山がある。その言葉を思い出す。
N先生は長崎の出身だった。近くに雲仙岳という噴火する山があった。だから自分はときどき噴火するのだ。先生がしばしば口にした言葉だ。
先生はいくども大きな噴火をした。
N式速記を考案した。小中高を通して独特の教育法で一貫教育をする、京都にそんな学校を創設し長く校長を務められた。ある種の暗記法ともいえる特殊な用語をつくり、その普及を試みようとされた。異なる言語の枠をも超えて、英語も日本語も一体として繋げてしまうような、まったく新しい言語の創出だった。要体教育というものだった。
先生との交流は、先生の最晩年の数年にすぎない。
なぜか若造のぼくを信頼し、先生の書物を出版するのを手伝わせてくれた。先生の独創的な思考や言葉を、ぼくは十分に理解できてはいなかったと思う。それにもかかわらず、先生の熱い言葉がぼくの未熟で若い魂を煽った。初めて目にする独特な文字や記号を、ぼくは熱心に理解しようと努めた。
先生が発する溶岩のような熱い言葉が、気弱なぼくの背中をいくども強く押してくれたのだった。いや、押すというよりも殴られたような衝撃だったかもしれない。
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