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HGBF ガンダムトライオン3 レビュー〔はっちゃかさん〕■素組み
2015/06/05 17:22
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トライオン3 レビュー
HGBF ガンダムトライオン3のレビューです。
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全身。ZZが元になってるということでごつめのプロポーション。勇者ロボみたいな胸の獅子が独特。
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顔。アンテナがかなり派手になってるのでそちらに目が行きがちですが額のハイメガキャノンや顔立ちはZZのまま。
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ヘルメットは流用ですがマスク部分は新規に。目の色はZZと違って黄色。
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各部位など。胸部中央にはリクトライオンの顔。本体の頭部より大きく特に目立つ部分。
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口は開閉可能。目や牙の色はシール。口の奥もシールですがそちらは選択式でした。
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腰回り。前側はZZからの流用。サイドアーマーは新規。
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腕や足。この辺も大半がZZと同じ。完全な新規は腕のシールドや膝のソラトライオンのクローのみっぽいです。
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ウイングシールドは基部が回転し大小それぞれヒンジ可動。
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背中。リクトライオンの体がそのままバックパックになってるのでこちらも新規。
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ダブルキャノネードは前方に展開可能。砲身はZZからの流用で短い方は取り外せばビームサーベルに。
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オプション。一応コアファイターも組み立て可能。他にトライエイジのカードも付属。
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超咆剣ハイパーミノフスキー 。27cmほどの巨大な剣。ソラトライオンの頭部が柄になっておりクリアの刀身を取り付け。
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柄の周りのエフェクトクリアでも再現されてるのでかなり派手め。柄には穴があり保持はダボ付きの持ち手を使用。
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ビームサーベルも保持方法は同じ。
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続いて各形態へ分離変形。まずは本体と超咆剣ハイパーミノフスキーをバラバラに。
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リクトライオンはバックパック部分の折り畳んでた足と尻尾を展開。
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後は胸のライオン顔をつけるだけでライオン型陸用メカのリクトライオン完成。
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タテガミや体のシルエットなども違和感なく四足での立ち姿も自然。
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横から。
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裏側。ちゃんとスタンド穴もあります。
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口や足の付根、膝、足首、キャノン砲などが可動。足の付根や足首はボールジョイントで動きも柔軟。
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次にウミトライオン。こちらは胴体に差し替えパーツを付け腕の羽やシールドの位置を変え手首にスラスターを取り付け。
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胴体に腕を取り付け超咆剣ハイパーミノフスキーの柄を尻尾にすればエイ型海用メカのウミトライオン完成。
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完全に三角とまではいきませんがウイングシールドの形を利用してそれらしいシルエットに。
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横から。エイ型なだけあって平べったいです。
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裏側。こちらもスタンド穴が。
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エイ型なので特に意味は無いですがこちらも肩部分などは可動。目の緑はシール。
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続いてソラトライオン。こちらは一番面倒でまず膝から下を取り外し太腿を半回転させ前方向に可動。
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膝から下は一旦写真のように各パーツをばらばらに。
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内部の小さいパーツは残したまま再度組み直し足首部分に差し替え用のスラスターを取り付け。
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再び足を戻し股間部分に超咆剣ハイパーミノフスキーの鳥頭を付けサイドアーマーを横に展開。
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サイドアーマーに差し替え用光の翼パーツを取り付け膝を逆関節にしたら鳥型の飛行メカのソラトライオン完成。
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後ろ。こちらのスタンド穴は背中に。
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横から。逆関節の鳥足や爪などもちゃんと分かるようになってるなどこだわった作りに。
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裏側。光の翼はクリアパーツで再現。スタービルドのプラフスキーウイングの流用で基部や中央が可動。
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首は固定ですがくちばしは若干の開閉が可能で股関節、膝、脛のクローなどが可動。
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3機並べた状態。 
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元になってるZZと。色がだいぶ違ってるので目立ちにくいですが意外と流用は多め。
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後ろ。
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サイズはライトニングと同じくらいで大きめ。
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適当に何枚か。
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先に分離状態から。
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ソラ、ウミ、リクそれぞれ色分けなどしっかりしてるので分離しててもなかなか様になります。
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3機集合。合体して、
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トライオン3に。
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ロケットパンチ。正式名はアームドブースター。シールド基部が回転するので完全な形で再現可能。
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ヒートウイング。シールドの可動を利用してこちらも再現可能。
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中央部の見栄えは悪いですがアンテナは外せるのでブーメランスタッガーも再現可。アンテナ取るとドラえもんっぽい色に。
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ハイメガキャノン&ダブルキャノネード。
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接地性が高いので安定感は十分。
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劇中未使用のビームサーベル。サーベル刃は1/100サイズ。
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ラプターブレイカー。関節は古めのZZと共通で肘膝は90度ほどは曲がるものの腰が僅かしか回らないので格闘ポーズは苦手。
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膝のクローは可動するのでちゃんと相手を掴むことが。
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超咆剣ハイパーミノフスキー。持ち手は両方ありますがダボは片手分の1つなのであまりガッチリとは保持出来ず。
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持たせて飾っておきたい場合は肩にでも担いでおくのが良さそう。
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肩周りの可動はわりと優秀なので上段に構えたり、
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振り下ろすことなどは可。
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神話EXのエフェクトを使ってハイパーミノフスキートライザンの衝撃波。
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トライ斬スリー。
トライオン3 レビュー
ヒーロー然とした爆発バックで終わり。以上、HGBF ガンダムトライオン3のレビューでした。

ベースはかなり昔のZZですが新造部分も多いので色分けなどはしっかりしておりごつめのプロポーションも勇者ロボみたいなガンダムらしからぬ機体イメージに合ってて格好良く仕上がってました。
HGながら分離合体機構もちゃんと再現されており分離時も各機シルエットなども崩れずそれぞれ見栄え良く、また巨大なハイパーミノフスキーなどまで付いてたりとプレイバリューも非常に高かったです。
ギミックがかなり多いからか値段はHGにしてはやや高めですがその分充実した内容になってるので本編で気に入ってた人ならオススメです。
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HGBF 1/144 ガンダムトライオン3
メーカー小売価格:3024円

【空と海と大地と呪われし姫君】という言葉(というかゲームタイトル)がある。
そしてサカイ・ミナト君はソラトライオン(空)・ウミトライオン(海)・リクトライオン(大地)を作り上げた。
そうなると、呪われし姫君の存在はつまり…?

というわけで、HGBF 1/144 ガンダムトライオン3をレビューいたします。

※当記事で紹介しているキットは付属のシールのみ貼った素組みの状態です。 

【6/5 追記】
ブーメランスタッガの写真を修整いたしました。

-Design- (リクトライオン)


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RM-01 リクトライオン

ミナトが操縦するライオン型メカで、合体時は胸部とバックパックを構成。
背中のダブルキャノネードによる砲撃が可能。


トライオン3の主にバックパックを担当するライガー型ガンプラ。というかメカ。
まずはコイツから見ていきましょう。


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フロント&サイド&リアビュー。
ライガーをモチーフとしたデザインだそうですが、体格が体格故かすさまじく猫っぽい。百歩譲っても子ライオン。
凛々しさやカッコよさよりも愛らしさを感じます。ペットにしたいガンプラNo.1。
欠点としては脚が太く短い部分かな。ますます子供っぽく見える。


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プチッガイと比べるとこんな感じ。相棒ロボかなにか?


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顔の部分。モールドが少ないせいか、それともスミ入れしてないせいか、ちょっと野暮ったい?
少なくともカッコよくはない。かわいい。


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前足の左右側面にはウイングのようなアーマーが。


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後ろ脚はごくシンプルなデザイン。


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しっぽ。こちらも小ぶりでシンプルなデザインです。


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背中に背負ってるのはダブルキャノネード。ライガーだけあって、ライガーゼロのパンツァー装備を思い出します。


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口は少しだけ開閉可能。ちなみに上下にある牙はホイルシールで色分け。


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ダブルキャノネードも後述するギミックのせいか、前後に広がるように可動します。


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脚も、付け根・関節・足首の3点に可動ポイントが設けられているのでそこそこ可動。かわいい。


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咆哮してるようなポーシングも。かわいい。


-Desing- (ウミトライオン)


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RM-02 ウミトライオン

イサカ・ヒデオが操縦するエイ型メカで、合体時は上半身を構成。


トライオン3の上半身担当。3匹の中じゃ一番メカメカしいデザインかな。


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フロント&リアビュー。
一番メカメカしいデザイン故か、再現度は高い方ですね。


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目の部分はホイルシールで再現。


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ヒレの部分はトライオン3の腕になっています。


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トライオン3のマニピュレーター部分はバーニアに差し替えており、中央部には尾っぽにあたるパーツも。


-Design- (ソラトライオン)


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RM-03 ソラトライオン

サトウ・ハルトが操縦する鷹型メカで、合体時は下半身を構成。
飛行時は、腰アーマーからビームウイングを展開する。


トライオン3の下半身担当。
こうして見ると、リーダーであろうサカイ君が一番どうでもいい部分を担ってるのね…


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フロント&サイド&リアビュー。
イヌワシ型らしいですが、どう見たってゴツすぎである。主に脚。というか脚全般。
普通に脚を伸ばして飾るとどうにもアンバランス…


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顔付近。
目及び顔の周り、そして側面の黄色い部分ホイルシール。黄色い部分がすごく貼りにくい…


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ビームウイングは実はスタービルドストライクの光の翼のカラバリ品。こんなところで流用されるとは…


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爪。デカすぎる。あまり角度を変えられないことが残念。


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脚関節の部分がMS形態時の逆になっているので、前の方に曲げることができます。後ろには殆ど動きません。


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一応、脚そのものを後ろに倒せば鳥っぽく見えるかな?


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それではいざトライオン3に合体! レッツ・トライ・オン!


-Let's try on!!-


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トライオン3への合体に必要な外付けパーツ。


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まずはソラトライオンから。
本体から首とビームウイングを取り外します。


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腰にあたる位置とサイドアーマーにあたるパーツの位置を正しい位置に戻してやります。


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脹脛パーツを取り外し、左右にあるバーニアパーツと足にあったバーニアを外します。


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左右のアーマーも外し、内部に傾斜をつけるパーツを装着した後アーマーを再装着。
バーニアパーツも位置を変えて装着します。


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太腿パーツを位置をぐるっ回転させて、関節の位置を正してあげます。


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後は脹脛に足首を取り付け、太腿と合体させればソラトライオンもとい下半身の完成。


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ウミトライオンは頭部のパーツが余剰パーツになるので取り外し、胴体と腕に分けます。


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胴体にはあらかじめ腕接続用のジョイントをはめこみます。


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後は胴体に腕を差し込んだ後、各部パーツの位置を正しい位置に変えて手首を装着。


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その後下半身と合体させれば胴体はおおむね完成。


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最後にリクトライオン。早速物騒ですが首をチョン切ってあげます。


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しっぽを折りたたんで本体に内蔵させ、頭部を固定していたジョイントパーツを外します。


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脚を折りたたんでバックパックっぽくさせ、


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内部にあるツメを引き出し、さきほど取り外したジョイントパーツを再装着。
これでバックパックの完成。


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そして本体にバックパックを差し込み、


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先ほどちょん切ったリクトライオンの頭部を胸に装着し、


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最後に頭部を付ければいよいよ完成!
程よく面倒ですね~


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ちなみに合体後の余剰パーツはこちら。バーニアとウミトライオンの頭部ですね。


-Design- (トライオン3)


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最強機動 ガンダムトライオン3

サカイ・ミナトが選手権用に製作したΖΖガンダムの改造機。『ガンダムトライエイジ』に登場する「ガンダムトライゼータ」のスーパーロボット的要素を取り入れつつ、
ミナトの趣味が反映された作り込みがなされている。原典機と同様に機体を3機のメカに分離・変形させることが可能だが、
各メカの形状は動物風にアレンジされており、合体方法も異なる。
合体時は各メカのファイター3名が「レッツ・トライ・オン」と叫び、スーパーロボット的演出が盛り込まれた合体シーンを経て完成する。
合体後は大型MAクラスと同じくファイター3人によって操作されるが、機体そのものは通常のHGサイズであるため、
大型機としての利点はない。さらに、「複雑な合体機構により機体強度が犠牲になっている」とユウマから指摘されるが、
ミナト自身はそれをロマンだとして意に介していない。ただし、各メカは単体でも充分な戦闘能力を有しており、
合体時は「トライ・ファイターズ」の3機がかりの攻撃に押し勝つほどの出力を発揮する。
合体中は機体の周囲にバリアを展開することで、合体中に攻撃される弱点を克服している。
武装は原典機と同じ額部のハイ・メガキャノンに加え、ロケットパンチのごとく撃ち出した両腕をガイドビームを介して遠隔操作する「アームドブースター」、
リクトライオンの両目から発射されるビームを収束して撃ち出す「ライガーグレア」、
両腕のウイングシールドを赤熱化させて敵を斬り裂く「ヒートウイング」、頭部アンテナをブーメランとして投擲する「ブーメランスタッガー」、
背部に装備された2門の高出力ビーム砲「ダブルキャノネード」、蹴りと同時に脛前面のソラトライオンの爪で敵を捕縛して投げ飛ばす「ラプターブレイカー」と、
遠近問わない多彩な武装を搭載している。
必殺技はソラトライオンの頭部とウミトライオンの尻尾が合体して完成する巨大ビームソード「超咆剣(ちょうほうけん)ハイパーミノフスキー・トライザン」。
発動時はリクトライオンの口から発せられる球形のエネルギーフィールドで敵を拘束し、
同じく口内に格納されたハイパーミノフスキーの柄を取り出して刀身を展開「G」をかたどった3つの斬撃で敵を完全破壊する。


おお、Wikiの説明がクソ長い。
というわけでトライオン3の完成。HGUCダブルゼータをベースとして、本体の4割くらいが新規パーツに差し替わっています。
変化が少ないのは、裏を返せば「元のデザインの意匠を残したうえでアレンジを施した」という匠な粋な計らいか?


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フロント&サイド&リアビュー。
バックパックが出っ張ってますが概ね自立可能。
プロポーションは合体大型メカということでかなりのゴテゴテ感があります。
アニメでは大張作画というだけあってかなりスタイリッシュだった覚えがありますが、
巨大メカらしくゴテゴテしてるのは悪いことではない。たぶん。


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頭部。青いヘルメットパーツ以外は新規パーツ。ハッタリの効いた大きなアンテナがカッコイイ。


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肩はダブルゼータの色変え。


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腕部分も実は全てカラバリだったりする。


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シールドもといヒートウイングも流用ですが、外側にはホイルシールを貼ってデザインをアレンジ。
ただモールドなどは一切彫られてないので塗装派泣かせの仕様です。しかも既存モールドの上にデザインされてるんだよなぁ。


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腰フロントパーツ。ここもカラバリですが、印象は全然違いますね。


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脚。ここもツメの部分くらいしか新規パーツはないのですが、印象は全然違います。カラバリ恐るべし。


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裏側。


-Movable-


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首は根元に可動軸が設けられており、そこそこ動きます。


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腕関節は90度曲がります。


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腕はきちんとヒートウイングを畳んでやれば水平まで上がります。
構造上、肩は上がりません。


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引き出しはそこそこ。


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腰は微妙に傾くだけ。動かないと言って差し支えないです。


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脚関節は90度ほど。膝立ちは何とか可能。


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開脚。ちゃんと開脚してます。
ボールジョイント接続とはいえ、この開き具合は致命傷。

総じて本体の可動域は広いとは言えません。
ダブルゼータのフォーマットを流用したツケがここに響きました。


-Items-


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武装関連の付属品。
ダブルゼータの流用故か銃持ち手も付属しますが、当キットに銃系武器は付属しません。


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ちなみに余ったパーツでコアファイターが組めるよう取説に書かれています。
さしずめ「コアトライオン」といったところかな?


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超咆剣ハイパーミノフスキー・トライザン。
ソラトライオンの頭部とウミトライオンの尾っぽを合体させたものです。
グリップには付け根の部分にジョイント穴が開いており、回転させることで両手に装備可能です。
ちなみに片手での保持は確実に手首が負けるんで、瞬着コーティングは必須。


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ビームを展開したのがこちら。
メインの刀身は新規パーツ。唾から出てる4つのクリアパーツはスタービルドストライクの光の翼です。


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ビームサーベル。MG仕様のビーム刃が2本付属します。


-Bundodo!!-


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トライオォォォンッ、スリィィィッッ!
かっこよく決めるはずが、開脚の幅広さゆえにぎこちないポーシングに…


トライオン34
参考までにアニメ映像。
実際のキットよりも脚が開いてる上に、右腕も90度以上曲がっているのが目に見えてよく分かります。


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普通のガッツポーズの決めポーズの方がまだ再現度高いかも。


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アームドブースター発射!
取説には外して遊ぶよう書かれていないですし、ディスプレイ面も考慮されてません。
所詮はダブルゼータの流用です。


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無理矢理浮かしてみた。
本来なら関節部まで本体に残っているはずですが、そこまで残すとなると分解とか面倒くさくなるので。


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ライガークレア!
バリさんの作画じゃないと腕がないのも相まってコレジャナイ感が…


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ヒートウイングのギミックは劇中通りに可能。


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ただしポーシングは…上腕アーマーが腕関節とちょくちょく外れるのがイラつく。


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ダブルキャノネード!
劇中だとこんなに浮いてたっけ?


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ちなみにサーベル柄はキャノネードを浮かせればギリギリ抜刀ぽいポーシングがとれます。


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いざ抜刀。アンテナの形と相まって戦国武将みたい。


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でも脚が開かないせいか、全身を映すとどれも及び腰っぽくなってカッコ悪い…


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ブーメランスタッガ!
こちらも脱着が考慮されてませんが、構造上仕方ないか。


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ハイパーミノフスキー・トライザン抜刀。なんか切腹してるようにも見える。


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サンライズパース!
左手は添えてるだけなんで安定感は不十分です。
やはり手首は瞬着コーティングしておきましょう。安定性がグッとよくなります。


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三刀G断。流石に浮かせて持つのは辛いので魂SATEGで保持してます。


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とりあえずライトニングと絡ませる。というか最近ライトニングばかり絡ませてるような…


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アニメ本編のラストにかけてのバトルって大体登場人物がシャウトばかりしてたと思う。スタッフは声優の喉を壊す気か。
でもサカイ君もユウマもどちらも良いシャウトでした。フミナは微妙…


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以上、HGBF 1/144 ガンダムトライオン3 のレビューでした。



◆評価点
・優秀な造形
・差し替えありとはいえ、3体合体&分離可能


◆不満点
・微妙すぎる可動(開脚が致命的すぎ)
・不十分な劇中再現ギミック
・ぶっちゃけ作りがやっつけ臭い


総合オススメ度:★★★☆☆ (2.5相当)

アニメでは、サカイ君の技術とガンプラ愛を凝縮させたような珠玉の一品でした。
しかし実際のキットからは、制作側の愛がちっとも感じられません。
フォーマットの流用、新規デザインをシールだけで補う姿勢、劇中ギミックを考慮しない設計など、
どうにも「手抜き」と指摘されても否定できないような姿勢が感じられました。
Gポータントもトランジェントも新規造型だったのに…
スタービルドストライクの光の翼流用も、単に「パーツ流用したいから」という後ろ向きな考えがひしひしと伝わってきます。
ソラトライオンの翼はともかく、トライザンの唾のビームを翼パーツで補うのは流石に違うような…

フォーマット流用の反動は決して浅くはなく、特に開脚が満足にできないのは痛すぎます。
サンライズパースは「大地をしっかり踏みしめる」のが大事だと思うのに、この仕様は本当に酷い。
だいたい誰もが再現したがるであろう「最強機動トライオン3」の決めポーズが満足にできないってそりゃないですよ。
腰が回らないのも地味に大きな短所ですし…
正直星2つの評価にしようかと思いましたが、リク・ウミ・ソラトライオンの再現と合体はきっちりしていたので、その辺を考慮して星3つ。
ただし100歩譲っても1000歩譲っても、個人的にはとてもとても良キットとは言えません。そんな残念なキットです。
辛口って言われるかもしれないけど、何もそれは今に始まったことじゃないです。ソーリー。

ちなみにサカイ君が以前作ったとされている百万式はデルタガンダムの流用。
そして今回のトライオン3はダブルゼータからの流用。
一方ユウマが作り上げたライトニングガンダム及びBWS2種は全て新規造型。
今後発売予定のライトニングゼータも恐らく新規造型。

モデラー同士の対決の結果など、最初から分かりきっていたことなのかもしれない…