SNSやネット広告で見かける「ウェルシェア(WEALSHARE)」という副業をご存じでしょうか。
「スマホだけで始められる」
「未経験でも月収80万円を目指せる」
「1日数分程度」
といった内容で紹介されているため、気になって調べている方も多いと思います。
しかし、ウェルシェアについて詳しく調査してみると、広告を見ただけでは分からない点がいくつもありました。
先に結論をお伝えすると、私はウェルシェアへの参加はおすすめしません。
ウェルシェアを「詐欺」と断定できるわけではありませんが、稼げる根拠や料金、投資リスクなどを確認すると、安心して参加できる副業とは言いにくく、怪しいと感じる部分が多いためです。
今回はウェルシェアの仕組みや料金、口コミ、運営会社などを調べた結果をまとめます。
ウェルシェアとは?
ウェルシェア(WEALSHARE)は、広告では「LINEを使って収入を得る」「スマホで簡単に取り組める」といった副業として紹介されています。
こうした広告だけを見ると、LINE上で簡単な作業をすることで報酬がもらえる副業のようにも感じます。
しかし、実際の内容を確認すると、ウェルシェアは一般的な在宅ワークやスマホ副業ではありません。
ビットコインなどの暗号資産やCFD取引に関連した投資システムを利用して利益を狙う内容です。
つまり、企業から作業報酬を受け取る副業ではなく、自分のお金を使って投資を行う仕組みということです。
当然ながら投資なので、利益が出ることもあれば損失が出る可能性もあります。
広告から受ける印象と実際の仕組みには、かなり違いがあるように感じました。
ウェルシェアが怪しいと感じる理由
私がウェルシェアを調査して特に気になったのが、「月収80万円」という数字です。
ウェルシェアでは、大きな収入を期待させる表現が使われています。
しかし、月80万円という利益をどの程度の利用者が実際に達成しているのか、第三者が確認できる取引履歴や詳細な運用実績については確認できませんでした。
投資である以上、必ず利益が出るわけではありません。
勝率や平均利益、最大損失、利用者全体の運用成績などが分からない状態では、「月収80万円」という数字だけを見て参加を判断するのは危険です。
ウェルシェア自身の案内でも、利益や効果を保証するものではない旨が記載されています。
広告に掲載されている利益例と、自分が実際に得られる利益は別物として考えた方がいいでしょう。
ウェルシェアには有料商品の案内がある
ウェルシェアは、LINEへ登録するだけですべてのサービスを利用できるわけではありません。
LINE登録後に動画などを通じて説明が行われ、その先で有料システムなどの案内があります。
ウェルシェアを検証しているサイトでは、98,000円(税込)のシステム販売を確認したという情報があります。
一方、過去の募集では198,000円の参加費が案内されたという報告もあり、月額料金や別の商品に関する情報も確認されています。
募集時期や商品によって料金が異なっている可能性があるため、現在案内されている金額については、申し込み前に必ず確認する必要があります。
問題なのは、広告を見た段階では最終的にいくら必要になるのか分かりにくいことです。
さらにウェルシェアは投資なので、商品の購入代金とは別に実際の運用資金も必要になります。
「簡単に稼げそうだから」と料金を支払うのではなく、
システム代はいくらなのか。
月額費用はあるのか。
追加料金は発生しないのか。
運用資金はいくら必要なのか。
このあたりまで確認してから判断することが大切です。
ウェルシェアは元本が保証される副業ではない
ウェルシェアについて調べるうえで、もう一つ注意したいのが投資リスクです。
販売ページでは簡単に利益を狙える印象を受けますが、投資である以上、資金が減る可能性があります。
ウェルシェアの特商法表記にも、商品に記載された表現や再現性には個人差があり、利益や効果を保証するものではない旨が書かれています。
また、返品やキャンセルについても「原則返金できない」とされています。
つまり、
「思ったほど稼げなかった」
「広告のイメージと違った」
という理由だけで簡単に返金してもらえるとは限りません。
高額なシステム代に加えて投資資金まで必要になるのであれば、参加する側が負うリスクは決して小さくありません。
運営会社は海外法人
ウェルシェアの販売事業者として記載されているのは、
IDEAS GROVE PTE. LTD.
というシンガポール法人です。
海外法人だから怪しい、ということではありません。
実際にIDEAS GROVE PTE. LTD.という企業の存在自体は確認できます。
ただし、日本国内の事業者と比べると、契約後にトラブルが発生した場合の連絡や返金交渉などが複雑になる可能性があります。
特商法表記を見ると、連絡方法としてLINEサポートが記載されています。
お金を支払うサービスであれば、
どこの会社と契約するのか。
問い合わせ窓口はどこなのか。
トラブル時にどのような対応を受けられるのか。
このあたりについても事前に確認しておきたいところです。
武田真治とは何者?
ウェルシェアの案内には「武田真治」という人物が登場します。
なお、同姓同名の有名な俳優とは別人です。
ウェルシェアでは投資やビジネスで実績を持つ人物として紹介されていますが、私が調べた範囲では、案内されている経歴や投資実績を客観的に裏付けられる十分な情報は確認できませんでした。
もちろん、ネット上に情報が少ないからといって架空の人物だと断定することはできません。
ただ、高額な投資サービスを販売する人物であれば、その経歴や過去の実績について確認できる情報が欲しいところです。
広告動画の内容だけを信用するのではなく、第三者が確認できる実績があるかどうかも判断材料にした方がいいでしょう。
ウェルシェアの口コミや評判は?
ウェルシェアについて検索すると、「怪しい」「詐欺ではないか」「本当に稼げるのか」と検証している記事が複数見つかります。
一方、ウェルシェアの案内ページには利用者の成功例や実践者の声なども掲載されています。
ただし、販売者側が掲載している口コミと、第三者が自由に投稿した口コミは分けて考える必要があります。
特に投資サービスの場合、
「利益が出た人だけが紹介されていないか」
「損失が出たケースはどうなのか」
「利用者全体ではどれくらいの成績なのか」
という部分が重要です。
一部の成功事例だけでは、そのサービスを利用した誰もが同じように稼げるとは判断できません。
ウェルシェアについても、月80万円という数字の再現性を判断できるほどの客観的な口コミや運用データは、現時点では確認できませんでした。
ウェルシェアは詐欺なのか?
ウェルシェアを調査した結果だけで「詐欺」と断定することはできません。
実際に投資関連のシステムやサービス自体は提供されています。
しかし、
広告から具体的な投資内容が分かりにくいこと。
月80万円という利益を裏付ける十分なデータが確認できないこと。
有料商品の購入費用に加えて投資資金も必要になること。
利益が保証されているわけではないこと。
返金が原則認められていないこと。
運営会社が海外法人であること。
こうした点を総合すると、私はウェルシェアを安心しておすすめできる副業とは判断できませんでした。
「LINEだけで簡単に稼げそう」
「月80万円なら参加費もすぐ回収できそう」
という広告のイメージだけで参加するのは避けた方がいいでしょう。
ウェルシェアの検証結果まとめ
今回は、ウェルシェア(WEALSHARE)について調査しました。
結論として、ウェルシェアは詐欺と断定できないものの、怪しいと感じる点が多く、私は参加をおすすめしません。
特に気になるのは、広告では非常に簡単に大きな収入を狙えるように見える一方、実際には自分のお金を使う投資であることです。
投資では、利益だけでなく損失についても考えなければいけません。
また、参加費用やシステム代を支払ったからといって、広告で紹介されているような利益が得られる保証もありません。
ウェルシェアへの参加を検討している方は、広告の言葉だけで判断せず、料金総額、投資の仕組み、損失リスク、返金条件まで確認したうえで判断することをおすすめします。
少しでも「怪しい」「本当に大丈夫なのか」と感じているのであれば、焦ってお金を支払う必要はありません。
副業や投資は、内容を十分に理解し、自分自身が納得してから始めることが大切です。
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