三年待ち屋-小田純平  詞：石森裕之 曲：小田純平

みせ　  なまえ　さんねんま　   や　 あ　　　　　　　　　　　　　　　　 ま　 みせ

店の名前は三年待ち屋 明かりぽつんとあなたを待つ店

　　　　　　　　　　　　く に　　じざけ　あたた

おんなひとりが 郷里の地酒を温めて

　　　　 こい　　　　　　　   さんねん　   す

あんた恋しい たとえ三年　過ぎたとしても

みせ　なが　　 こいうたき　　　　　　　　　　　　よ　   ゆめ　　 うた

店に流れる恋唄聴けば あれはひと夜の夢だと歌うの

とお　うみな　　　　　　　 ま　　　　　　　ば か

遠い海鳴り あなた待つのは　馬鹿ですか

さむ　　かな　　　　　　　よ　　　 よ　　　かさ

寒い 哀しい ひと夜ひと夜と　重ねたけれど

みせ　　　　   な　  こいま　　　　　　      あ　　　   お　　　　　　　　 よ　 つぶ

店のあだ名は恋待ちぼうけ 明かり落とせばまた酔い潰れて

　　　　うわさ　　　　　 うわさ

せめて噂の せめて噂のひとひらも

　　　　　　　　　　　　　　　 し　　　　　　　き

あんた あんた たとえ死んだと　聞いたとしても

みせ　 なまえ　さんねんま　　や　 のれんそ　　 ぬ　　　　　　　　 ま　  みせ

店の名前は三年待ち屋 暖簾染め抜きあなたを待つ店

まど　  はまゆう きた　　      さ　　　　 く に　   はな

窓の浜木綿 北には咲かぬ 郷里の花

しろ　しろ　　ゆき　 さ　　　　　　　　　　　   ま　 みせ

白く白く 雪に咲かせて　あなた待つ店

しろ　しろ　　ゆき　 さ　　　　　　　　　　　   ま　 みせ

白く白く 雪に咲かせて　あなた待つ店

＜等待三年屋＞

店名是等待三年屋 孤燈獨伴 在等待你的店

女人一個人溫燙著家鄉出產的酒

仍思念著你 縱然已過了三年

聽著店裡播放的情歌 那是唱一整晚的夢

遠方的海浪聲啊 等待你 是愚蠢嗎

淒冷而悲傷的 整夜整夜地一再重複

店的外號叫做空等的愛 當燈火關滅 又是爛醉

至少要有消息 哪怕是一點點的風聲消息

你呀你… 即使聽到的 是你的死訊

店名是等待三年屋 染在布簾上 在等待你的店

窗戶的文殊蘭 不在北邊綻放的家鄉花朵

在銀白的雪中綻放 在等待你的店

在銀白的雪中綻放 在等待你的店