そんな、ややこしい
2014/07/21 18:39
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そんな、ややこしい
ノースリーブには、真っ白な腕が、なまめかしく伸びていた。
いわくありげな目で、たっぷり情感を溜め、こちらにオーラを放ってくるので、
私は社長との話をするにも、その女性が気になって仕方がない???。
なんか、用?
用なら、手早くすませてよ。
私は、あくまで仕事で接していたので、そんな、ややこしい濃そうな女性は
一秒も早く、とっとと消えてほしかった。
私たちがいなくなってから、たっぷり、ご用件を詰めてください。
そうこうしているうちに、その女性が、ラウンジのスタッフを介して、
なにやらメッセージを寄こしてきた。
あとで秘書女史が言っていた。
「私、あの女性を知っています。昔、実家でお会いしたことがあるんです」
どうやら、実体のある方ではあるらしいようだが???。
秘書女史は、あまりいい顔をしなかった。
いわくありげで、色々、複雑な事情がからみついていそうな状況だったが、
私は、次の仕事の件もあるし、当日分の社長の話が済んだら、
なんでもいいから早く帰りたかった。
あの人たちの、独特の空間に居ると、疲れるというか、奇妙、というか、
異次元というか???
何が本当で、何が嘘で、誰もがそれをわかっていて、でも、表には出さず???
虚実取り混ぜた世界のように思えた。
砂の上に建っていたその会社は、それから何年かして、もろく崩れ落ちた。
だが、必ず、裏はありそうだった。
あのまま、消えてしまうということはないと私は感じた。
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