はじめに:ある疑問への明確な答え
「 Create It Togetherというプラットフォームは詐欺ですか?」
ネット上の掲示板やSNSで、最近このような書き込みを頻繁に目にするようになりました。その疑問に対して、私は自分自身の破滅的な経験をもって、断言します。
「はい、100% 悪質な投資詐欺です」
現在、日本の警察庁や国民生活センターも、こうしたSNSのオープンチャットやLINEグループを発端とする「高額利益保証型」の投資・副業詐欺に対して、最大級の警戒を呼びかけています。しかし、巧妙に偽装された「慈善事業」の看板や、「元本保証・利益4倍」という甘い言葉の前に、今もなお多くの人が騙され、全財産をむしり取られています。
私の名前は岡本由美(おかもと ゆみ)。日本で暮らす、ごく普通の独身女性です。私はこの「 Create It Together」という詐欺プラットフォームに、人生のすべてとも言える1,270万円という巨額の資金を騙し取られました。
これは、日本のネット社会の闇に潜む詐欺グループが、どのようにして一人の人間の心理を支配し、財産を合法的に見える形で奪い去っていくのか、その卑劣な手法のすべてを書き残した告発書です。この記事が、これ以上同じ被害者を生まないための強力な警告となることを願い、私が体験した地獄のプロセスのすべてをここに公開します。
もしあなたも Create It Togetherによる同様の詐欺被害に遭ってしまったなら、
一刻も早く犯人の手がかりをつかみ、失った投資資金を取り戻したいと思っているなら、
まずは、送金記録や領収書、チャット履歴などの重要な証拠を必ず保存してください。
そして、できるだけ早く私にご連絡ください。
私は実際に同じ被害を経験した当事者として、自身の体験をもとに、今何をすべきか、どのように問題へ対応すべきか、そして被害額を少しでも早く回復するための方法について、一つひとつ丁寧にお伝えします。
日常に潜む罠――「 Create It Together」との遭遇
偽資サイト名: Create It Together

すべての始まりは、日々の生活に対する小さなお金への不安でした。近年の日本は、歴史的な物価高騰や円安、それに伴う実質賃金の低下により、普通に働いているだけでは将来に強い不安を抱かざるを得ない経済情勢が続いています。私も例に漏れず、「このまま今の仕事を続けていて、老後は大丈夫なのだろうか」という漠然とした恐怖を抱えていました。
そんなある日、スマートフォンでニュースやSNSをスクロールしていた際、一本の副業投資の広告が目に飛び込んできました。それが「New Trading System Create It Together」が主催する「 Create It Together(共に創造しよう)」という特別プログラムの宣伝でした。
広告をクリックすると、非常に洗練されたデザインの案内画像が表示されました。そこには、深い青色の背景に黄金に輝く不死鳥(フェニックス)の紋章、そして次のような言葉が並んでいました。
「はじめに
先日、オープンチャットを拝見いたしました。その中で近年の経済情勢や物価の高騰により、日々の生活に大きなご負担を感じられている方が多くいらっしゃることを改めて強く実感いたしました。こうした現状を踏まえ、営利目的ではなく、皆様の生活改善を目的とした特別プログラムを開催させていただく運びとなりました」
この文章を見た時、私は不覚にも「今の日本の苦しい状況を理解し、一般市民を助けようとしてくれる素晴らしい団体があるのだ」と思ってしまいました。今振り返れば、この「営利目的ではない」「生活改善が目的」という言葉こそが、彼らが仕掛けた最初の心理的な罠だったのです。
さらに、その画像には信じられないような破格の条件が記載されていました。
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最低参加資金: 10万円〜
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最低保証・利益: 4倍(例:10万円 → 40万円)
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システム手数料: 「利益のうち10%を経費としてあらかじめ差し引き、残る90%を参加者様の利益としてお渡しいたします」
日本の一般的な銀行に一千万円を預けても、1年で数千円程度の利息しかつかない今の時代に、「10万円が確実に40万円になる」という条件は、あまりにも魅力的すぎました。普通なら「怪しい」と一蹴するところですが、彼らはその「怪しさ」を相殺するための悪質なギミックを仕込んでいたのです。
「日本赤十字社」のロゴを悪用した卑劣な信頼性の偽装
「経費の内訳」という項目には、このように書かれていました。
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5%: 分析費・人件費
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5%: 日本赤十字社・災害義援金へ寄付
なんと、彼らは日本の公共機関であり、誰もが信頼する「日本赤十字社」の赤い十字のロゴマークを無断で文面に貼り付け、災害復興のための義援金として寄付を行うと宣言していたのです。
「詐欺グループが、日本赤十字社の名前を騙るわけがない。これは本当に社会貢献を兼ねたプライベート投資ファンドなのだ」
この社会的な善意の演出が、私の警戒心を完全に麻痺させました。画像の下部には、取引執行責任者として「木村 一真(きむら かずま)」というもっともらしい日本人の名前が堂々と記載されており、問い合わせは「副支配人」まで、と書かれていました。
私は画面に表示されたリンクをタップし、指定されたLINEのオープンチャットへと足を踏み入れてしまいました。それが、1,270万円を失う地獄への入り口だとは知らずに。
洗脳の温床――LINEオープンチャットという「劇場」
リンクをタップすると、すでに数百人の参加者がいるLINEのオープンチャットに強制的に参加させられました。そこは、支配人である木村一真と、その部下である「副支配人」が仕切る、奇妙な熱気に満ちた空間でした。
グループに参加した直後から、私のスマートフォンは通知で鳴り止まなくなりました。そこでは毎日、驚くべき光景が繰り広げられていたのです。
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サクラA(主婦を装うアカウント): 「木村先生、今週もありがとうございました!本当に10万円が40万円になって口座に振り込まれました。これで子供の学費が払えます!」
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サクラB(サラリーマンを装うアカウント): 「最初は半信半疑でしたが、 Create It Togetherのシステムは本物ですね。今回は奮発して50万円投資します!」
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サクラC(高齢者を装うアカウント): 「スマホ操作が苦手な私でも、副支配人さんが丁寧に教えてくれたおかげで利益が出ました。日本赤十字社への寄付もできて、心が洗われる思いです」
毎日のように、銀行口座への着金画面のスクリーンショットや、高級な食事、ブランド品の写真が次々と投稿されていきました。
今なら冷静に分かります。これらのアカウントはすべて、詐欺グループが一人で何台ものスマートフォンを操作して自作自演を行っている「サクラ」だったのです。しかし、数百人が同時にそのシステムを絶賛し、感謝の言葉を述べている空間に毎日身を置いていると、人間は徐々に思考能力を奪われていきます。
「乗り遅れてはいけない。定員に達したら締め切られてしまう」
案内画像にあった*「定員に達し次第、締切日より前に受付を終了する場合があります」*という一文が頭をよぎり、私は焦燥感に駆られました。
私は意を決して、グループの「副支配人」に個人LINEでメッセージを送りました。「投資未経験の私ですが、本当に参加できますか?」と。
副支配人の返信は非常に丁寧で、紳士的でした。「岡本さん、ご安心ください。私たちの Create It Togetherシステムは、木村が責任を持って単独で取引を執行します。あなたは資金を預けるだけで、何もしなくていいのです。生活を豊かにしましょう」
私は指示されるままに、最初の「最低参加資金」である10万円を、指定された日本国内の銀行口座に振り込みました。名義はなぜか外国人名の個人口座でしたが、「決済代行会社の口座ですのでご安心ください」と巧みに言い訳されました。
甘い毒薬――偽りの数字とエスカレートする投資
10万円を振り込んだ3日後、副支配人から「 Create It Togetherの個人運用アカウント」とされるウェブサイトのURLとログインIDが送られてきました。
指定されたページにログインすると、私の画面には「資産総額:400,000円」という数字が表示されていました。
「本当に、たった3日で4倍になった……!」
画面上で数字が増えていくのを見て、私の胸は高鳴りました。さらにグループ内では、「今、特別な市場のチャンスが来ている。今資金を追加すれば、利益率はさらに跳ね上がる」という木村一真からのアナウンスが頻繁に流れるようになりました。
副支配人は毎日のように私に個人メッセージを送り、優しく寄り添うように追加投資を促してきました。
「由美さん、あなたの将来の目標は何ですか?もっと楽な暮らしをしたくないですか?今が一番のチャンスです。木村も由美さんの口座を特別にサポートすると言っています」
完全に彼らを信用しきっていた私は、貯金を切り崩し、次に50万円、その次に200万円と、言われるがままに指定された口座へ送金を続けました。そのたびに、偽の投資プラットフォーム上の数字は「200万円」「800万円」「1500万円」と、爆発的に増えていきました。
スマートフォンの画面の中で、私はあっという間に「億単位の資産を持つ富裕層」になったかのような錯覚に陥っていました。
最終的に、私は親から譲り受けた大切な定期預金を解約し、さらに自身の老後資金のすべてを注ぎ込み、合計で1,270万円という大金を彼らの口座に振り込んでしまったのです。
画面上の私の資産額は、利益4倍の計算、さらには特別ボーナスが加算され、5,000万円以上に膨れ上がっていました。
「これだけあれば、もうお金のために働く必要はない。来月になったら、このお金を全額引き出して、新しい人生を始めよう」
それが、私の人生で最も愚かで、最も幸せな勘違いでした。
絶望の引き金――牙を剥いた詐欺プラットフォーム
ある日、私はまとまったお金が必要になったため、 Create It Togetherのシステムから一部の資金を自分の実際の銀行口座へ出金する申請を行いました。金額は、とりあえずの生活費として100万円。
しかし、いつもなら即座に対応してくれる副支配人からの連絡が、その日に限り途絶えました。出金ステータスは「処理中」のまま動きません。
翌日、胸騒ぎを覚えながら副支配人にメッセージを送ると、それまでの優しい態度とは一転して、冷淡で事務的な返信が届きました。
「岡本様。現在、貴方の口座は高額な国際取引法に基づくシステム監査に引っかかっており、凍結されています。この凍結を解除し、全額を出金するためには、プラットフォームの規約に基づき、現在の総資産の10%にあたる『システム解凍手数料』として500万円を別途、2日以内に指定口座に振り込んでいただく必要があります」
私は血の気が引きました。
「そんなお金はありません!利益の中からその500万円を差し引いて、残りを振り込んでください!」と懇願しました。
しかし、副支配人の答えは冷酷でした。
「それは不可能です。システム上、外部からの現金の振り込みが確認できない限り、出金ロックは解除されません。期限内に振り込みがない場合、貴方の口座の5,000万円は永久に消滅し、契約違反として法的手続きを取ることになります」
ここでようやく、私の脳裏に「詐欺」という二文字が強烈に突き刺さりました。
慌ててLINEのオープンチャットを見ると、私と同じように出金ができないと騒ぎ立てている参加者が数人いました。しかし、彼らの書き込みは数秒後に次々と削除され、そのアカウントはグループから強制退会させられていきました。そしてその後には、サクラたちの「今週も無事に出金できました!木村先生最高!」という不自然な投稿が、何事もなかったかのようにタイムラインを埋め尽くしたのです。
私は絶望に震えながら、スマートフォンを握りしめ、日本の警察へ駆け込みました。
冷酷な現実――日本の警察捜査の限界と、届かない声
「お願いです、助けてください!1,270万円も騙し取られたんです!相手の銀行口座もLINEも分かっています、早く逮捕して、お金を取り戻してください!」
私は警察署の生活安全課の窓口で、涙を流しながら訴えました。これまでのLINEのやり取り、送金明細書、転送した画像のコピーなど、証拠となるすべての書類を印刷して提出しました。
しかし、対応した警察官の表情はひどく沈んでおり、冷ややかな現実を告げるものでした。
「岡本さん、お気持ちは非常に分かりますが……非常に厳しいと言わざるを得ません」
警察官の説明は、私にとって二度目の死刑宣告のようなものでした。彼らが説明した、投資詐欺に対する警察捜査の限界は以下のようなものです。
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振込先口座の空洞化: 私が現金を振り込んだ口座は、すでに詐欺グループによって即座に全額が引き出されるか、別の複数の口座へと分散送金された後でした。これらの口座の多くは、ホームレスや困窮者から買い取られた「飛ばし口座(他人名義の不正口座)」であり、口座名義人を追っても詐欺の首謀者には絶対に辿り着けない仕組みになっています。
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海外に拠点を置く犯人グループ: LINEのIPアドレスや通信ログを追跡しても、サーバーや犯行グループの拠点は東南アジアや中東など、日本の警察の捜査権が及ばない海外にあることがほとんどです。国際刑事警察機構(ICPO)を通じて連携を取るには膨大な時間と手続きが必要であり、個人の一投資詐欺のためにそこまで国際捜査が動くことは現実的に不可能なのです。
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匿名性の高いSNSの壁: 木村一真や副支配人が使用していたLINEアカウントは、使い捨てのSIMカードや海外の仮想番号で登録されたものであり、警察が調査を開始した時点ですでにアカウント自体が削除(アカウント消滅)されていました。
「警察としては被害届は受理しますが、犯人が捕まる可能性、迅速にお金が戻ってくる可能性は限りなくゼロに近いです。今後はこれ以上、お金を要求されても絶対に振り込まないでください」
警察官は静かにそう言いました。捜査をしてくれないわけではない。しかし、現代の法律と警察の仕組みでは、ネットの海に消えた海外の詐欺グループを捕まえることは事実上不可能なのです。
警察署を出た時、冷たい風が身に染みました。私の1,270万円は、文字通りこの世から消えてなくなりました。老後の安心も、両親が残してくれた財産も、すべてはスマートフォンの画面の中の「嘘の数字」と引き換えに消滅したのです。
もしあなたも Create It Togetherによる同様の詐欺被害に遭ってしまったなら、
一刻も早く犯人の手がかりをつかみ、失った投資資金を取り戻したいと思っているなら、
まずは、送金記録や領収書、チャット履歴などの重要な証拠を必ず保存してください。
そして、できるだけ早く私にご連絡ください。
私は実際に同じ被害を経験した当事者として、自身の体験をもとに、今何をすべきか、どのように問題へ対応すべきか、そして被害額を少しでも早く回復するための方法について、一つひとつ丁寧にお伝えします。
投資詐欺の手口とその構造を緻密に分析する
| 詐欺グループの手口 | 被害者側の心理状態 | 実際の冷酷な真実 |
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有名機関のロゴや名前の悪用 (日本赤十字社への寄付など) | 「社会的大組織が関わっているなら安心だ」「善意の団体だ」と信じ込む。 | 完全な無断転載。公共機関の権威を借りて、被害者の警戒心を解くための罠。 |
| LINEオープンチャットでのサクラの動員 | 「みんなが儲かっている」「自分だけが損をしている」という同調圧力と焦燥感。 | グループ内の9割は詐欺師の自作自演。騙されているのはあなた一人だけ。 |
| 偽の運用画面での資産爆増演出 | 「たった数日で資金が数倍になった!」と歓喜し、脳内でドーパミンが分泌される。 | プログラムによって作られた、ただの「画面上の数字」。実際の取引は1回も行われていない。 |
| 出金時の追加手数料・税金請求 | 「あと少し払えば、数千万円が手に入る」というサンクコスト効果(執着心)が働く。 | お金をむしり取るための最終ステージ。払ったお金はさらに全額奪われる。 |
私が引っかかった「 Create It Together」の詐欺手法は、現在日本で猛威を振るっているSNS投資詐欺のテンプレートそのものです。なぜ、これほど多くの人が騙されてしまうのか。添付ファイルに示されているその巧妙な心理トリックと冷酷な現実を、以下の表にまとめました。
木村一真という男も、副支配人という男も、最初からこの世には存在しない架空のキャラクターです。彼らの目的はただ一つ、あなたの銀行口座にある現金を、彼らの元へ送金させることだけなのです。
読者の皆様へ――地獄の底からの痛切な警告
今、この記事を読んでいる皆様の中に、あるいは皆様の家族や友人のなかに、以下のような状況に心当たりがある方は、今すぐすべての連絡を絶ち、目を覚ましてください。
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SNSの広告からLINEグループやオープンチャットに誘導された。
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「元本保証」「利益4倍」「絶対に儲かるシステム」という言葉を提示されている。
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投資プラットフォームの画面上では利益が出ているのに、出金しようとすると「保証金」や「税金」として追加の現金を要求される。
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振込先の銀行口座が、毎回異なる個人名義や外国人名義になっている。
これらに一つでも該当すれば、それは間違いなく100%詐欺です。
ネットの世界には、「あなたを簡単に金持ちにしてくれる親切な見ず知らずの人間」など存在しません。彼らがどれほど優しく寄り添ってくれても、それはあなたの財布を開かせるための演技です。
私のこの最悪な経験と、流した血の出るような涙が、UDN読者の皆様の防犯意識を高める一助となることを切に願います。甘い言葉に騙されないでください。私のような地獄を味わう人を、これ以上一人でも増やしたくない――それが、全財産を失った私が今、社会に対してできる唯一の、それ故に最後の抵抗なのです。
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