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株式会社サービスでの離脱困難にご注意ください - 実体験
2026/06/26 11:15
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株式会社サービスは副業詐欺?はい、警察庁が警告する悪質な高額サポート詐欺です【1270万円の被害に遭った岡本由美の告白】

「SNSで話題の最新副業!」「1日3分アンケートに答えるだけで月収30万円!」――そんな魅力的な言葉に惹かれ、スマホひとつで手軽に収入を増やそうと考えている方はいませんか?

断言します。「株式会社サービス」が提供する副業は、完全なる詐欺です。

現在、このプラットフォームは日本警察庁や消費者庁から「初期費用を支払わせた後、電話勧誘で数百万円に上る高額なサポート契約を結ばせる悪質な詐欺手口」として厳重な注意喚起が行われています。

私は、この巧妙に仕組まれた罠に嵌まり、わずか数ヶ月の間に、人生のすべてとも言える1270万円という巨額の資産を騙し取られました。34歳、どこにでもいる普通の会社員である私が、なぜこれほどまでに盲目になり、奈落の底に突き落とされてしまったのか。

この記事は、私の恥ずべき過去の告白であり、同時に、今まさに同じような罠に足を止めかけているあなたへの、血を吐くような思いで綴る警告書です。これ以上、株式会社サービスのような悪徳業者に人生を狂わされる人が出ないよう、その極悪非道な手口の全貌をここに完全に暴露します。もしあなたも株式会社サービスによる同様の詐欺被害に遭ってしまったなら、

一刻も早く犯人の手がかりをつかみ、失った投資資金を取り戻したいと思っているなら、

まずは、送金記録や領収書、チャット履歴などの重要な証拠を必ず保存してください。

そして、できるだけ早く私にご連絡ください。


私は実際に同じ被害を経験した当事者として、自身の体験をもとに、今何をすべきか、どのように問題へ対応すべきか、そして被害額を少しでも早く回復するための方法について、一つひとつ丁寧にお伝えします。

日常に潜む罠――「ギフトプレゼンター」との出会い

偽投資サイト名:株式会社サービス

私の名前は岡本由美(おかもと ゆみ)、34歳です。都内の小さな専門商社で事務職として働いていました。日々の生活に大きな不満があったわけではありませんが、物価高が続く昨今、毎月の給与だけでは将来への貯蓄に不安を感じていたのは事実です。「何か在宅でできる安全な副業はないか」と、スマホで検索することが日課になっていました。

ある日の夜、ベッドの中で何気なくネットの広告をクリックしたのが、すべての始まりでした。

画面に表示されたのは、LINEのトーク画面に酷似した、しかしLINEとは微妙に異なる洗練されたデザインのウェブサイトでした。そこには「ギフトプレゼンター」と名乗る、清潔感のある若い女性のアイコンが表示されていました。

「スキマ時間を活かして、無理のない副収入の方法を知りたい方へ。まずは診断して、自分に合った働き方のヒントを見つけてみませんか?」

そのサイトには、私の警戒心を解くための甘い言葉が並んでいました。

  • スキル・経験は不要

  • どこでもできる

  • 1日10分〜OK

  • 初心者でも、初日から1万円ゲット!?

「1日10分なら、仕事終わりの疲れた体でもできるかもしれない」――そう思った私は、画面に表示される簡単な4つの質問(診断シミュレーション)に答え始めました。

「週にどれくらい副業に時間を使えそう?」「パソコンは持っていますか?」といった、他愛のない選択肢です。どれを選んでも、最終的には「あなたの希望条件から見ると、在宅でできるサポート業務や、スマホ完結の作業が向いていそうです」というお決まりの診断結果が出ます。

And then, 画面下部にある鮮やかな緑色の「自分に合った副業を見つける」という大きなボタンを押すよう誘導されました。そのボタンをクリックした瞬間、私のスマホの正規のLINEアプリが起動し、「ご案内担当:のりか(Information 담당: Norika)」という公式アカウントの友だち追加画面が表示されたのです。

今思えば、この時点で私は「カモのリスト」に登録されていたのです。

500円のガイドブックという「蟻地獄の入り口」

LINEで「のりか」を友だち追加すると、すぐに自動返信と思われるメッセージが届きました。

「〇〇さん、アンケートお疲れさまでした。まずは以下から詳細をご確認ください!画像をタップして確認!」

送られてきた画像には、目を疑うような強烈なキャッチコピーが躍っていました。 「1日たったの3分の作業で、毎日1万円が入金される副業。詳細はこちら!」

毎日3分で1万円。単純計算で月収30万円です。あまりの好条件に一瞬「怪しい」と思いましたが、人間というものは、お金に困っている時ほど「自分だけは特別に良い情報に巡り合えた」と信じたくなるものです。画像をタップすると、さらに詳細な特設ページへと飛ばされました。

そこには、これでもかと言わんばかりの「実績」が並んでいました。

  • 「“楽して稼ぐ”は悪くない!初心者の87.2%が、収入3倍アップに成功!!」

  • 「12.8%は、2倍アップに成功!!」

  • 「ラクだけど、ズルくない。真っ当なお仕事です。」

ページには、高級そうなキーボードの横に、スマホのバンキングアプリの画面(「652万4448円」という残高表示)と、大量の1万円札が散りばめられた写真が掲載されていました。「親孝行できた」「旦那の給料を超えた」「憧れの車が買えた」といった、いかにも主婦や会社員が共感しそうな体験談がこれでもかと詰め込まれていました。

さらに私の背中を押したのは、「特別キャンペーン実施中!今お仕事を始めた方には現金3万円プレゼント」という強烈なオファーでした。

「今始めれば、3万円がもらえる。損をすることはないはずだ」

そう確信した私は、ページ最下部にある「稼ぎ方を聞く」という緑色のボタンを押し、さらに別のLINEアカウントである「下山かりな(Karina Shimoyama)」を追加させられました。このように複数のアカウントを経由させるのは、運営の実態をカモフラージュし、アカウントがBAN(利用停止)された際のリスクを分散するためだということを、当時の私は知りませんでした。

「下山かりな」からは、次のようなメッセージが届きました。

「副業を開始する前に、お仕事の具体的な手順をまとめた『スタートアップガイド(電子マニュアル)』をご購入いただく必要があります。通常価格は高額ですが、今ならキャンペーン価格の**500円(税込)**でお譲りします。この中に3万円の現金プレゼントの受け取り方法も記載されています」

500円。それは、自動販売機の飲み物数本分の、誰もが「まあ、それくらいなら騙されてもいいか」と思える絶妙な金額でした。私は指定されたリンクから、クレジットカードで500円を支払いました。名前、生年月日、そして電話番号を入力して。

この「電話番号の入力」こそが、私の人生を破滅させる1270万円の詐欺へと繋がる、引き返せない一歩だったのです。

悪魔の電話勧誘――高額サポートプランの罠

500円を支払った直後、PDF形式の薄いデジタルマニュアルが送られてきました。内容は信じられないほどお粗末なもので、「ネット上のアンケートサイトに登録して回答する」という、誰でも知っているような無料の副業のやり方が数ページにわたって書かれているだけでした。

「えっ、これだけ?これで毎日1万円も稼げるわけがない……」

困惑している私に、LINEでメッセージが届きました。

「マニュアルのご購入ありがとうございました!お仕事の具体的な初期設定と、3万円の現金プレゼントの贈与手続きを完了させるため、専任のプランナーよりお電話にてご説明をさせていただきます。ご都合の良いお時間を教えてください」

私は「500円の元を取らなければ」「3万円のプレゼントの手続きをしなきゃ」という一心で、翌日の19時に電話を予約しました。

翌日、時間ぴったりに携帯が鳴りました。表示されたのは、見覚えのない050から始まるIP電話の番号。 出ると、非常に丁寧で、ハキハキとした20代後半とおぼしき男性の声が聞こえてきました。仮に「佐藤」と名乗ったその男は、私の警戒心を解くように世間話から始めました。

「岡本さん、今回は副業にご興味を持っていただきありがとうございます。今の本業に何か不安がおありですか?私たちは、岡本さんのような真面目な方にこそ、経済的自由を手にしてほしいと考えているんです」

私は、毎月の生活費や将来への不安を素直に話してしまいました。佐藤は「なるほど、よく分かります。でも安心してください。弊社のシステムを使えば、それらの悩みはすべて吹き飛びますよ」と優しく同調してくれました。そして、本題に入ったのです。

「岡本さん、先ほどお読みいただいた500円のマニュアルですが、あれはあくまで『基礎中の基礎』です。正直にお伝えしますが、あのマニュアルに書かれている無料アンケートだけでは、月に数千円を稼ぐのが限界です。毎日1万円、つまり月収30万円以上を確実に稼ぐためには、弊社のAI自動リサーチシステムと、プロによる『個別サポートプラン』の契約が不可欠になります」

プランの案内として、PDFの価格表がスマホに送られてきました。そこに書かれていた金額を見て、私は息を呑みました。

  • ブロンズプラン: 20万円(サポート期間:2週間)

  • シルバープラン: 500,000円(サポート期間:1ヶ月)

  • ゴールドプラン:1,200,000円(サポート期間:3ヶ月)

  • プラチナプラン:3,000,000円(サポート期間:半年)

  • ダイヤモンドプラン:5,000,000円(最高級システム永久利用)

「無理です、こんな大金払えません!」私はすぐに断りました。 しかし、佐藤の態度はここから一変しました。丁寧さは崩さないものの、言葉の端々に強烈な心理的プレッシャーを混ぜてきたのです。

「岡本さん、これは『消費』ではなく『投資』ですよ?シルバープランの50万円なんて、弊社のシステムを使えば最初の1ヶ月で確実に回収できます。現に、87%以上の方が初月から3倍以上の利益を出しているんです。ここで諦めたら、今の苦しい生活が一生続くだけですよ?今の生活を変える覚悟はないんですか?」

「精度を欠いたまま50万円を支払うなんて、手元にそんな現金はありません……」

「皆さん最初はそうおっしゃいます。クレジットカードはお持ちですよね?枠はいくら残っていますか?2枚、3枚と組み合わせれば50万円くらいすぐに決済できます。今日決済すれば、明日から毎日1万円が入ってくるので、来月の引き落とし日には口座にお金が余る状態になりますよ。今決済しないと、この限定枠は他の人に回ってしまいます」

気がつけば、電話が始まってから2時間が経過していました。私の頭は疲弊し、正常な判断力を失っていました。「早くこの電話を終わらせたい」「この人が言う通りにすれば、本当に明日から稼げるのかもしれない」という思考の麻痺(認知不協和の解消)が起き、私は言われるがまま、持っていたクレジットカード2枚を使い、合計50万円のシルバープランの決済を行ってしまったのです。

これが、私が株式会社サービスに支払った最初の「大金」でした。

泥沼の追加決済――1270万円を搾り取られた手口

50万円を支払った後、私には「システムの設定担当」として、別の男(仮名:高橋)がつくことになりました。高橋は非常に厳格な口調で、「岡本さん、シルバープランでも稼げますが、現在の市場環境が急変しています。上位の『ゴールドプラン(120万円)』に今すぐアップグレードしなければ、AIの精度が落ち、50万円が無駄になってしまう可能性があります」と言い出しました。

「そんなの聞いていません!50万円で確実に稼げるって言ったじゃないですか!」と私は怒りを露わにしました。

しかし、高橋は冷酷に言い放ちました。 「ビジネスですから、市場の変化はあります。ここでやめたら、最初に支払った50万円はドブに捨てることになりますよ?あと70万円を追加してゴールドにすれば、国の特別なサポート助成金の対象にもなるので、実質的な負担はゼロになります。損をしたくないなら、今すぐアップグレードすべきです」

「ここでやめたら、50万円が無駄になる」

この「沈没費用(サンクコスト)効果」に、私は完全に支配されました。人間は、一度失ったものを取り戻そうとする時、最も理性を失います。私は50万円を失いたくない一心で、さらに70万円をクレジットカードのキャッシング枠と、親から「資格取得の勉強のため」と嘘をついて借りたお金で支払ってしまいました。

しかし、株式会社サービスの搾取はこれで終わりませんでした。彼らの本当の恐怖はここからだったのです。

ゴールドプランに移行すると、今度は「利益を爆発的に増やすための海外為替アービトラージシステム」や「暗号資産の自動インサイダーノウさい」といった、当初のアンケート副業とは全く異なる、怪しげな投資話が次々と提示されました。

「岡本さん、あなたは素晴らしい才能がある。今、プラチナプラン(300万円)に移行すれば、月収200万円が確定します。弊社の社長が、岡本さんを特別特待生に指定しました。今だけの秘密の案内です」

私はすでに120万円を投じています。もう後戻りはできませんでした。稼いで、すべてを取り戻さなければならない。その焦燥感から、私は彼らの指示通りに動く人形と化していました。

「手元の現金も、クレジットカードの枠ももうありません」と伝えると、高橋は親切を装ったトーンでこう言いました。

「大丈夫です、岡本さん。弊社と提携している、あるいは審査の通りやすい大手消費金融(プロミス、アコム、アイフルなど)を紹介します。スマホから簡単に申し込めますよ。生活費のためではなく『個人事業主の運転資金』として申請すれば、総量規制の例外として数百万円単位で融資が降ります。私たちが申請のサポート(虚偽の書類作成の指示)をしますから、一緒に画面を見ながら手続きしましょう」

彼らはZoomの画面共有機能を使い、私に複数の消費者金融やネット銀行のカードローンへ一斉に申し込ませました。彼らの指示通りに「年収」や「勤務形態」を偽って申請すると、信じられないことに、あれよあれよという間に合計600万円もの融資枠が承認されてしまったのです。

そのお金は、私の口座に着金した数分後には、株式会社サービスが指定する「収納代行会社」や「外国人名義の個人口座」へと次々と振り込まれていきました。

「これで大丈夫です。来月には月収200万円が入りますから、消費者金融なんて一瞬で一括返済できますよ」

高橋のその言葉を、私は蜘蛛の糸にすがるような気持ちで信じていました。

その後も、「システムを維持するためのデポジット(保証金)が300万円必要だ」「税務署の監査が入ったため、一時的に150万円を預けないとアカウントが凍結され、これまでの利益がすべて消滅する」といった、息を吐くような嘘で追加資金を要求され続けました。

最終的に、私が彼らに支払った金額の明細は以下の通りです。

  1. スタートアップガイド代: 500円

  2. 初期シルバープラン契約費: 500,000円(クレジットカード決済)

  3. ゴールドプラン変更差額: 700,000円(カードキャッシング及び親からの借入)

  4. プラチナプラン及びシステムアップグレード費: 3,000,000円(消費者金融3社からの借入)

  5. 海外運用アカウント開設・デポジット: 4,500,000円(地方銀行カードローン及び生命保険の解約返戻金)

  6. アカウント凍結解除・税金名目の保証金: 4,000,000円(友人2名からの借入、貴金属の売却)

合計:12,700,500円

私の全財産、親や友人から騙し取るようにして集めたお金、精度限界まで借り入れた借金――私の人生のすべてが、彼らの口座へと消えていきました。

現金3万円プレゼントの嘘と「法律特記事項」の罠

私が多額の債務を抱えながらも耐えていたのは、サイトに書かれていた「3万円の現金プレゼント」や「いつでも全額返金保証」という言葉があったからです。最悪の場合でも、ある程度のお金は戻ってくる、そう信じていました。

しかし、支払いが1270万円に達した頃、私はようやく、株式会社サービスのウェブサイトの最下部に小さく、背景色と同化するような薄いグレーの文字で書かれた「特定商取引法に基づく表記」および「利用規約・免責事項」の詳細を血眼になって読み込みました。

そこには、驚愕の事実が隠されていました。

【現金プレゼント(30,000円)の適用条件について】 本キャンペーンの対象者は、当社が指定する電子マニュアル(500円)を購入し、かつ、当社指定の副業作業において**「30日以内に12万円以上の純利益」**を実際に上げた者に限る。条件達成後、必要書類(収益画面のスクリーンショット、住民票の写し、身分証明書等)を添えて申請し、当社の厳正なる審査(最大7〜10営業日)を経て、適当と認められた場合に限り、次々月末に支払われるものとする。また、サポートプランの解約・変更を行った場合は、その時点で権利を喪失する。

「……そんなの、絶対に無理じゃない」

言葉を失いました。彼らが提供する副業の正体は、1件あたり1円〜5円程度にしかならない「規約違反寸前のサクラアンケート回答」や「無在庫転売の出品作業」です。これを個人の力で、しかも30日以内に12万円以上の利益を出すことなど、物理的に不可能です。

つまり、「全員に3万円プレゼント」という甘い謳い文句は、最初から「絶対に達成できない条件」を裏に隠した、ただの撒き餌だったのです。LINEの広告にあった「すぐに最大8万円ゲット」という文言も、この二重構造の嘘をカモフラージュするための誇大広告に過ぎませんでした。

さらに、返金規約にはこう書かれていました。

「本商品はデジタルコンテンツおよび役務提供(サポート)の性質上、購入・契約手続き完了後におけるお客様都合によるキャンセル、返品、返金には一切応じられません。提供されるシステムの利益を保証するものではなく、効果には個人差があります」

すべては法的な抜け道を網羅した、プロの詐欺集団による完璧な防壁でした。彼らは最初から、1円たりとも返す気などなかったのです。

警察への相談、そして突きつけられた絶望の現実

「騙された。」

その事実に完全に気づいたのは、最後に400万円を振り込んだ翌日、高橋のLINEアカウントにお願いのメッセージを送った時でした。「消費者金融の返済日が明日なんです。少しでもいいので、システムから利益を引き出させてください」と送ったメッセージの横には、何時間待っても「既読」の文字がつくことはありませんでした。

電話をかけても、「おかけになった電話番号は、現在使われておりません……」という無機質なアナウンスが流れるだけ。昨日まであれほど親身に、時には激しく私を誘導していた佐藤や高橋は、煙のように消えてしまったのです。株式会社サービスの登記上の住所を調べてみると、そこは月額数千円で借りられるバーチャルオフィス(私書箱)であり、実態のあるオフィスなどは最初から存在していませんでした。

私は頭が真っ白になり、震える手で通帳と、消費者金融からの督促状、そしてこれまでのLINEのやり取りを印刷した紙を抱え、必死の思いで最寄りの警察署の「生活安全課」へと駆け込みました。

「助けてください。副業詐欺に遭いました。1270万円も騙し取られたんです。相手のLINEも電話も繋がらなくなりました。今すぐ相手を捕まえて、お金を取り戻してください!」

受付で泣き叫ぶように訴える私を、担当の警察官は奥の取調室のような部屋へ連れていきました。しかし、私の必死の訴えに対する警察の対応は、あまりにも冷酷で、絶望的なものでした。

警察官は、私が持参した資料や振込明細を一通り見つめた後、深くため息をついてこう言いました。

「岡本さん、お気持ちは本当によく分かります。非常に悪質な業者ですね。ただね……結論から申し上げますと、警察として今すぐ被害届を受理し、捜査を始めることは非常に難しいのが現状です」

「なぜですか!?1270万円ですよ!?相手は嘘をついてお金を騙し取ったんです、立派な犯罪じゃないですか!」

「おっしゃる通り、実態は詐欺そのものです。しかし、相手は『契約書』や『規約』を盾にしています。岡本さんは、ご自身の意志で規約に同意し、クレジットカードを切ったり、銀行からお金を振り込んだりしていますよね?相手側は一応『マニュアル』というデジタルコンテンツを提供していますし、『サポートという役務』を提供していたという形をとっています。つまり、相手が最初から騙す意図(詐欺の故意)があったことを立派に立証するのは、法律上、極めてハードルが高いんです」

警察官の言葉は、私の心に冷水を浴びせかけました。

「さらに言いますと、振込先の口座名義はほとんどが外国人名義の『トビ(買い取られた口座)』や、ペーパーカンパニーのものです。LINEのアカウントも、海外のサーバーを経由して使い捨てのSIMカードで作られている可能性が高い。こうなってしまうと、警察が捜査令状を取ってLINE社や銀行に照会をかけている間に、お金は海外の暗号資産などに資金洗浄(マネーロンダリング)されて完全に追跡不能になります。事実上、相手を特定して逮捕することも、お金を取り戻すことも不可能なのです」

「じゃあ……私はどうすればいいんですか?この借金はどうなるんですか?」

「警察はお金を取り戻す民事の交渉には介入できません(民事不介入の原則)。非常に心苦しいですが、これほどの金額(1270万円)になって借金の返済の目処が立たないのであれば、警察ではなく、すぐに法テラスや弁護士会に相談して、『自己破産』などの債務整理を検討されることを強くお勧めします」

警察署を出た時の東京の景色を、私は一生忘れません。夕方の駅前を行き交う人々が、みんな幸せそうに見えました。私だけが、昨日までの平穏な日常を失い、1270万円という巨額の借金と、親友を騙してしまったという罪悪感だけを背負って、社会から取り残されていました。

警察は、市民を守ってくれる組織だと信じていました。しかし、巧妙に法を潜り抜けるネット詐欺の前では、警察組織すらも無力であり、被害者は最終的に「自己責任」という言葉の元に切り捨てられるのが、この国の残酷な現実だったのです。

もしあなたも株式会社サービスによる同様の詐欺被害に遭ってしまったなら、

一刻も早く犯人の手がかりをつかみ、失った投資資金を取り戻したいと思っているなら、

まずは、送金記録や領収書、チャット履歴などの重要な証拠を必ず保存してください。

そして、できるだけ早く私にご連絡ください。


私は実際に同じ被害を経験した当事者として、自身の体験をもとに、今何をすべきか、どのように問題へ対応すべきか、そして被害額を少しでも早く回復するための方法について、一つひとつ丁寧にお伝えします。

地獄からの再生、そしてあなたへの警告

現在、日本警察庁や消費者庁のウェブサイト(消費者庁の警告:2021年6月以降、全国の消費生活センターにLINEを発端とする副業詐欺の相談が急増しているという公式発表)では、私と全く同じ手口の被害が毎日数十件、数百件規模で報告されています。株式会社サービスはその氷山の一角に過ぎず、彼らは社名やLINEのアカウント名、ウェブサイトのデザインを毎月のように変えて、次なるカモを探しています。

最後に、私の人生を賭けた教訓として、この文章を読んでいるあなたに、以下の「詐欺の絶対的な兆候」を強くお伝えします。これらに一つでも当てはまる副業は、100%詐欺です。

1. スマホひとつで、誰でも、1日〇分で数万円稼げる

ビジネスの世界に、そんな魔法のような話は絶対に存在しません。稼ぐためには、相応のスキル、時間、またはリスクを伴う資本が必要です。「楽して稼げる」は、詐欺師があなたの心の隙間に入り込むための最大の呪文です。

2. 事前に「マニュアル代」や「登録料」として少額の金銭を要求する

なぜ、これから働く側が、最初にお金を支払わなければならないのでしょうか?一般的な求人や内職で、初期費用を請求されることは絶対にありません。500円や1000円という「安価な初期費用」は、あなたの電話番号やクレジットカード情報を手に入れ、その後の高額勧誘へ繋げるための「入場券」に過ぎません。

3. 「今だけ」「人数限定」と電話口で決済を急がせる

詐欺師は、あなたに冷静に考える時間を与えたり、家族や友人に相談されたりすることを最も嫌います。そのため、電話で数時間にわたり拘束し、「今すぐ決めないと損をする」と心理的に追い詰めてきます。少しでも怪しいと感じたら、相手が話している途中であっても、強制的に電話を切ってください。

4. 借金(消費者金融やカードローン)をさせてまで契約を迫る

「すぐに取り戻せるから、カードローンで借りて払ってください」――このセリフが出た時点で、相手は完全に犯罪者です。まともな企業が、顧客に借金をさせてまで自社のサービスを購入させることは絶対にありません。彼らの目的は、あなたの貯金だけでなく、あなたの「借金できる枠(信用)」まで残らず搾り取ることです。

結びにかえて

私が1270万円を失って得たものは、この重く苦しい教訓だけです。 株式会社サービスのような悪魔たちは、あなたの「今の生活を少しでも良くしたい」「大切な人を幸せにしたい」という、純粋で切実な願いを冷酷に利用し、嘲笑いながらお金を奪っていきます。

もし、あなたが今、スマホの画面に表示された「魅力的な副業広告」を見て、胸を高鳴らせているなら、どうか一度スマホを置いて、深く深呼吸をしてください。そして、私のこの惨めな姿を思い出してください。

ネットの向こう側にいる優しい「のりか」や「かりな」は、あなたを救う天使ではありません。あなたの人生を奈落の底へと引きずり下ろす、顔の見えない悪魔です。

私の告白が、あなたの財産と、あなたの人生を守るための最後の盾となることを、心から願っています。どうか、私と同じ過ちを絶対に繰り返さないでください。


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