第23番札所 医王山無量寿院 薬王寺(いおうざん むりょうじゅいん やくおうじ)
薬師如来 / 高野山真言宗 / 行基菩薩
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ
みな人の病みぬる年の薬王寺 瑠璃の薬を与えまします(みなひとの やみぬるとしの やくおうじ るりのくすりを あたえまします)
〒779-2305:徳島県海部郡日和佐町奥河内字寺前285-1(0884-77-0023)
前札所:第22番札所 平等寺(20.7km)/次札所:第24番札所 最御崎寺(76.7km)
徒歩:平等寺→鉦打橋→国道55号線→星越トンネル→市ノ坊トンネル→薬王寺
平等寺から徒歩10分、徳島バス橋行:新野局南→橘(17分)、徳島バス牟岐行:橘→薬王寺(40分)、下車後徒歩5分、JR牢岐線:新野→日和佐(30分)、下車後徒歩(0.7km)
JR牟岐線日和佐駅下車。徒歩10分。
宿坊100人、要予約
温 泉:薬王寺温泉有り
(宿坊横 電話:0884-77-1126)
URL:http://www1.ocn.ne.jp/~yakuouji/
薬王寺の歴史・由来
「発心の道場」といわれる阿波最後の霊場。高野山真言宗の別格本山でもある。厄除けの寺院としては全国的に有名で、「やくよけばし」を渡って本堂に向かう最初の石段は、「女厄坂」といわれる33段、続く急勾配の石段「男厄坂」が42段で、さらに本堂から「瑜祇塔」までは男女の「還暦厄坂」と呼ばれる61段からなっている。各石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれており、参拝者は1段ごとにお賽銭をあげながら登る光景が見られる。縁起によると、聖武天皇(在位724〜49)の勅願によって行基菩薩が開創したとされている。弘仁6年(815)弘法大師が42歳のとき自分と衆生の厄除けを祈願して一刀三礼し、厄除薬師如来坐像を彫造して本尊とされ、厄除けの根本祈願寺とした。大師は、この厄除け本尊の功徳を平城天皇、嵯峨天皇、淳和天皇の3代に相次いで奏上したところ、各天皇は厚く帰依し、厄除けの勅使を下して官寺とされている。
文治四年(1188)、火災で諸堂を焼失しているが、このとき厄除け本尊は、光を放ちながら飛び去り、奥の院・玉厨子山に自ら避難した。のちに嵯峨天皇が伽藍を再建して新しい薬師如来像を開眼供養すると、避難していた本尊が再び光を放って戻り、後ろ向きに厨子に入られたと伝えられる。以来、「後ろ向き薬師」として秘仏にされている。境内には吉川英治著『鳴門秘帖』、司馬遼太郎著『空海の風景』に登場した石碑がある。
薬王寺の見どころ
瑜祇塔(ゆぎとう)
瑜祇塔(ゆぎとう)
高さ29メートルの楼閣。上方が四角、下方が円筒形で一重の塔。天と地の和合を説く『瑜祇経』の教えに基づき、屋根に五柱の相輪が立つ。
厄坂の賽銭
お賽銭をあげながらお参りすると、身に降りかかる厄難が落ちるという。
肺大師
本堂左手。ラジウムを含んだ霊水で、肺病などの諸病に効くという。
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