12月24日,正值台灣的立法委員選舉正進行得緊張激烈之時,台灣最高檢察署特偵組及宜蘭地檢署以「涉嫌賄選買票」的名義對高金素梅(吉娃斯阿麗)的國會辦公室以及地方服務處大動作地進行了搜索。
據媒體報導說:高金素梅為了解決原住民的高失業率問題,曾「關說」水利署要錄用原住民做河川巡守員的行為,被檢方認為是「利用公職身份進行賄選」。這真是不可思議的「罪名」。
作為原住民所選出的立法委員,為改善在長期歧視原住民的政策下,被迫處在惡劣環境中的原住民族人的生活,全力以赴地幫助原住民解決問題是非常正當且理所當然的事情。況且,此事是今年七月間的事情,而檢方為何要在現在這個時間點進行大動作搜索呢?這一點就連台灣各大新聞媒體也都對檢方的強勢作法,及背後的企圖齊聲表示質疑。
無庸置疑,這個動作顯然是企圖破壞高金素梅(吉娃斯阿麗)團隊及整個選舉活動的聲勢,所進行的以「查賄選」為名的政治打壓。更加惡劣的是,台灣當局還以「搜索」、「調查」為名,對各地原住民的高金素梅支持者施壓。
高金素梅(吉娃斯阿麗)的服務團隊,不僅努力改善原住民的生活,而且以「光復傳統領域」、原住民族自治運動以及原住民族的主權恢復等為訴求,為原住民族爭取權益。「還我祖靈」就是一個具有代表性的運動,這個運動已經成為在日本國內以及韓國、美國等地轟轟烈烈展開的「反對靖國神社運動」中的重要一環。
在這種原住民族的覺醒,以及原住民爭取權益運動的高漲中,得到來自社會底層民眾強大支持和聲援,已經被認為一定能高票當選的高金素梅(吉娃斯阿麗)以及她的服務團隊,此時已經成了親日/買辦的政權,也就是陳水扁/民進黨當局的眼中釘。
在本屆的立法委員選舉以及接下來的總統選舉中,被認為處在劣勢的陳水扁/民進黨當局,是不會輕易地交出手上的政權和權力利益的。2004
年總統選舉時,選情危急的陳水扁(民進黨)用不可思議的「槍擊事件」躲過了落選的危機。本屆選舉又再一次發動了「以台灣名義加入聯合國」公投,來綁總統大選等等動作,從陳水扁/民進黨政權肆意煽動海峽兩岸以及台灣內部「對立」和「仇恨」,而不顧形象地作秀的政治手法來看,預料2008的總統大選也極有可能會出現一些更加惡劣的招數。這種作法應該不會僅止於對選舉的破壞,民進黨政權為了擺脫其政治危機,而很可能會進行一場大鎮壓(順便提一下,本屆選舉陳水扁直接下達了「全面嚴查收賄/賄選」的指示)。
目前,當地的情形非常的緊迫,台灣當局動用所有可能的手段來全力封殺高金素梅(吉娃斯阿麗)的競選活動。為此,高金素梅(吉娃斯阿麗)以及主要幹部已經進入山區,繼續進行游擊式的選舉活動。
對於與我們在「反對靖國神社」運動中肩並肩共同戰鬥、我們最信賴的台灣朋友們遭受到台灣當局的打壓,在此呼籲大家一同高聲喊出強烈抗議的聲音。
絕不容許台灣當局打壓高金素梅(吉娃斯阿麗)為代表的台灣原住民運動,大家一起來掀起一場聲討台灣當局的國際輿論吧!!
「台灣原住民族共同奮鬥會」
2007年12月30日
[日語原文]
呼びかけ文
12月24日、台湾立法委の選挙運動の真っ只中(*投票日1月12日)、最高検察局特偵組(特捜部)と宜蘭地検署は高金素梅(チワスアリ)さんの国会事務所と服務処の二カ所を「賄選(*選挙票を金で買う)容疑」を名目に強制捜索に入りました。
報道によると、原住民族の高率な失業問題を解決するために、河川保全の監視員に原住民族を任命するよう求めた高金素梅たちの行為が「公務員の肩書きを利用した賄選にあたる」という、まったく不可解な“罪状”を基にしたものです。
これまで長年にわたる差別政策の下で、劣悪な生活環境を強いられた原住民族の生活改善に、原住民族選出立法委員として全力を注ぐのは極めて正当かつ当然の活動といえます。おまけにこの件が起こったのは、今年の七月のことです。なぜ今の時期を待って大々的な捜索が行われたののでしょうか?!さすがに、台湾新聞各紙もこの強引かつ意図的な「捜索」には一斉に疑問の声を上げています。
言うまでもなく、これは明らかに高金素梅(チワスアリ)たち、及びその活動の破壊を目論む勢力による、「賄選捜索」を名目にした政治弾圧です。さらに当局は「捜索」「事情聴取」を名目にして、各地で高金素梅支援者の原住民たちに対し圧力を加えはじめています。
高金素梅(チワスアリ)たちの活動は、原住民族の生活改善に止まらず、「伝統領域」の回復、自治の確立、さらには民族意識の復権にまで及んでいます。「還我祖霊」運動は正にそれを象徴すものであり、日本やアメリカなどで熾烈に闘われた「反靖国闘争」はその一環でした。
こうした原住民族の覚醒と運動の高まり、そして原住民族はもとより、既に社会の底辺民衆からも絶大な支持と支援を得て、今回の選挙においても高位当選を確
実視されている高金素梅(チワスアリ)たちは、親日・買弁政権=陳水扁・民進党にとって、政権を維持する上で憎悪と恐怖の対象に他なりません。
今回の選挙や次に来る総統選挙において劣勢が伝えられる陳水扁・民進党は、一度手にした政権(利権)をそう易々とは手放さないでしょう。前回の総統選において、当選が危ぶまれていた陳水扁(民進党)が不可解な“銃撃事件”に
よって危機を切り抜けた手法や、今回の選挙に併せた「台湾名義の国連加盟」策動など、海峡両岸、台湾内部の「対立」と「憎悪」を意図的に煽り立てる陳水
扁・民進党政権のなりふり構わぬファッショ的政治手法を見るとき、今後、より強権的手段を用いる可能性も十分に予想されます。これは単に選挙妨害という次
元に止まらず、民進党政権にとって“政治危機”を切り抜ける為の一大政治弾圧に発展する可能性も否定できません(*因みに、この選挙期間中の「収賄・賄選一斉摘発」は陳水扁総統が直々に指示したものです)。
現地の情勢は相当緊迫しているようです。当局はあらゆる手を弄し、高金素梅(チワスアリ)たちの活動を封じようと躍起になっています(*既に2名の幹部が
逮捕されたという未確認情報も伝わっています)。それに対し、高金素梅(チワスアリ)本人をはじめ主要な幹部たちはすでに山中の部落に身を隠しながら、ゲ
リラ的な選挙活動を続けています。 肩を並べ「靖国」で共に闘った、最も信頼できる台湾の友人たちに対する弾圧に抗議の声を上げましょう!!
先ずは日本から声を上げ、高金素梅(チワスアリ)たちに対する弾圧を許さないという国際的世論を巻き起こしましょう!!
「台湾原住民族と共に闘う会」2007年12月30日





